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ドイツのケーキシュトーレンは最高のケーキ
クリスマスにはケーキを食べる。ドイツでもケーキを食べるのだ。その時に食べられるケーキがシュトーレン。クリスマスに食べるシュトーレンを特にクリストシュトーレンとか言ったりもする。
クリスマスケーキといえば生クリームのやつとかせいぜいチョコレートケーキ。あとはバターケーキ。それは昭和の発想か。シュトーレンを日本でも見かけるようになったのはここ十年くらいのことか。
シュトーレンとは素っ気ない見た目である。ただの白くでぶっとい何か。複雑なデコレーションを旨としているキーキ派には不評かもしれないが味がびっくりするほどイケているのだ。白いのは粉砂糖だ。
僕がはじめてシュトーレンを食べたのもそんな前ではなかったけど、初めて食べたその日から味の虜に、虜になってしまったのだ。
粉砂糖の舌触り！詰まったパンみたいな食感！そしてレーズンや各種ドライフルーツやくるみなどのナッツ類の誘惑！シュトーレンを食べてしまうと、やわなクリームケーキなどお呼びでないのだ。
結論からいうと、クリスマスケーキの王様はシュトーレン、であろう。
毎年12月はなんだかんだでシュトーレンにありついている。
2014年の12月もありがたいことにシュトーレンをいただいた。
これを一ヶ月かけて少しずつ切っては食べ切っては食べするのがドイツ流だそうだ。
切る時にすんごい粉砂糖が散らばるので新聞紙などをしくことも…。
綺麗に飾り付けて欲しい。
12月の第1土曜日にはドイツのシュトーレン発祥の地ドレスデン（アメリカ軍イギリス軍による無差別爆撃があった場所）ではシュトーレン祭りが開催される。巨大シュトーレンが行進するというから驚きだ。シュトーレン好きとしてはいちど見てみたいものだ。
ということで今年のクリスマスにはシュトーレーンで決まりである。
だんだん小さくなって無くなるシュトーレンの物悲しさも良い。
そうそう。シュトーレンはけっこう高かったりする。ケーキだってホールで買うと高い。シュトーレンも高いのだ。昔は、肉のハナマサで500円のシュトーレンが売られていたが今はどうだろうか。何年も東京に足を運んでいないのでわからない。
今週のラジオはスイーツなど甘味や生活情報満載！最後まで聴け！
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