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またしても白石作品にやられる！
白石晃士監督作品を追いかけているが、ももいろクローバーを主演とした『シロメ』はさすがに仕事として作ったアイドル映画だと思って正直侮っていた。しかしこれが他作品に劣らない不気味な作品なのである。
こんなかんじで一人ずつ自己紹介とか入るけど、ももいろクローバーに全く興味が無い僕はさっぱり頭に入らない
本編中ももクロメンバーは泣きっぱなし。こういうのはファンにとっても嬉しいのだろうか。
詳しくはラジオの方を聞いてもらいたいのだが『シロメ』というのは映画の形を借りたひとつの呪いなんじゃないかと思う。
映画とは何。虚構と真実との境目は何。などと考えだすと頭が痛くなる。
ぼんやり見てる限りは、ストーリーもあってないようなものだし、アイドルがギャーギャー泣きわめいて、安っぽい映像だけが流れるあまりにもチンケなお化け屋敷映画でしかないかもしれないが、現実と映画との関係を考慮して見ていると、かなり複雑な入れ子構造になっていることが解ってくる。
アイドル映画でも、一切手を抜かない白石ワールドに震える。
side:B
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