ネットラジオは一番下のプレイヤーから聴けます!
前半の放送はこちらにあります!
かつてスピルバーグが1994年に『シンドラーのリスト』で息も詰まるようなユダヤ人絶滅収容所の情景をスクリーンに写しだした。しかし2015年のハンガリー映画『サウルの息子』はそれをもぶっちぎりで上回る地獄絵図に観客を叩き込んでくれる。とはいえグロいシーンはほとんど無い。にもかかわらず臨場感は半端ない。ある意味で4DXよりはるかにバーチャルリアリティのある映画だ。見てるうちに世の中にうんざりして死にたい気持ちになる。映画が終わった後は「本当に……映画で良かった!」と思うこと請け合いである。カメラワークや演出があまりにも巧みすぎるのだ。いわゆる主観カメラ映画ではないが、これもフェイクドキュメンタリー的な手法が使われた作品といえる。ネメシュ・ラースロー監督は、なんとこれが長編デビュー作だそうだ。とんでもない才能だ。
これから公開される地域もあるのでぜひ劇場をチェックしよう。
side:B
【映画】『キック・アス』をいまさら観たら面白かったらしい!?
【映画】『イコライザー』に2があるんですか!?
【映画】アウシュヴィッツの衝撃『サウルの息子』はドキュメント!!
【狩猟】ブラッド・スポーツは現代でも脈々と続いているのである!!
【映画】名作でも運が悪いと評価されない!
→てっちゃぎの貰ったらレビューするかもしれないリスト
→ぶたおにホワイトベルグやクリアアサヒや石鹸など送るリスト
もてラジ同人誌と過去放送について
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | RSS