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あのレゴが映画になった!?
『レゴムービー』って映画が大した評判であった。遅ればせながら見た。そして驚いた。完全に大人向けの映画。子供向けってのは表向きで、そりゃ子供も楽しめるだろうけど、大人じゃないと完全に楽しめない映画だった。それが本当の意味でもファミリー向け映画というもんだろうけど。
こういう妥協しない映画というのは好きだ。子供だましの映画でファミリー層狙ってますって製作陣は反省して欲しい。
「箱には8歳~14歳向き書いてあったよ」
「それは表向き。そう書かないと国がうるさいから」
劇中のセリフだけど、まさにそんな映画だ。
おしごと大王。変なヘルメットをかぶり、クソ長いメカの足の上にのったおっさん。レゴの世界を完全に支配しようとしている。それもスパボンという接着剤を使って、みんなを固定しようとしているのだ。おしごと大王の野望を打ち砕くために主人公が頑張るというのが『レゴムービー』の大筋である。
おしごと大王の野望を打ち砕くヒーローは、エメットという名前のどこにでもいる作業員人形だ。こいつが異常なくらい、いや狂気レベルのマニュアル人間。レゴの世界の住民であるからしてマニュアル通りなのは仕方がないかもしれないけど、周りの住民からしてもドが外れたレベル。頭からっぽ。マニュアル通り3700円のバカ高いコーヒーを毎朝嬉しそうに注文して、パンツを探すだけのコメディー番組を欠かさず見て、職場の人間とそのテレビの話題で盛り上がろうとしている。その実、友達ゼロだからせつない。こんなやつのどこがヒーローやねんと思うけど、どんどんストーリーが進んでいくとなんでこいつがヒーローだったのか真相がわかってくる。
エメットが参考にしているマニュアルも狂気をはらんでいる。サメに食われてもハッピーでいなさいみたいな事が書かれている。
家族揃って楽しもうみたいなマニュアルのページ。どうみてもダ○マ。レゴの赤さんってこんなだっけ?!いや、近いのはいたような気がするけど、いくらなんでもこれじゃあ『ジョニーは戦場へ行った』だ……。
他にも海外映画ではおなじみの、メンヘラおばさんをあらわす記号である猫屋敷おばさんなんかも出てきて活躍する。なんでもレゴにすると過激な表現もほんわかしてしまうというのはすごい発明。登場人物の首がちぎれても見た目あまり残酷じゃないし。(本当は残酷なシーンなんだけど)
あらゆるものがレゴで構成された世界。シャワーの水だってレゴだ!!狂気のこだわりを感じる。
エメットに協力しておしごと大王と戦う仲間たち。全身メカの海賊。80年代宇宙飛行士。強迫観念みたいにポジティブ志向の動物ユニキャット。そしてバットマン。何を言ってんのかわからんけど、そんなカオスなパーティーで冒険を繰り広げるストーリー。
とにかく騙されたと思っておっさんは見てほしい。
レゴは『スターウォーズ』など映画をテーマにしたレゴで大きな収益をあげていて、『レゴムービー』の中にもスターウォーズやらロード・オブ・ザ・リングやら普通に出てきちゃうわけだけど、当然ながら『レゴムービー』のレゴだって発売されていてそれも売れているというわけわからんぶり。主人公エメットの考えた「倒れそうなくらい超くだらないアイデア」二段ソファーまで販売されているぞ!
しかしレゴブロックってこんなに高いの!?
いや待って欲しい。これはプレミア価格というやつだった。今はまだ映画の熱冷めやらずだから高くなっているらしい。もう少し経てば…入手困難でもっと高く!?いや、わからないけど……。
映画の話で終わってしまう!?
side:B
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