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エイリアン2がとてもよくわかる人物紹介
ジェイムズ・キャメロンの代表作『エイリアン2』が大好きな人間は多い。だけど植民地海兵隊のメンバーがあやふやになっている人も多いのではないか。だものでこの際、主要登場人物をまとめてみたので、再鑑賞する際に役立てていただきたい。登場人物がはっきりとわかると『エイリアン2』という作品は2.5倍くらいは面白いのだ!
LV-426住人
ニュートのオヤジ。ラス・ジョーダンという名前がある。『エイリアン2』で最初にエイリアンの犠牲者になる。エイリアンの母船の廃墟に探検にいって見つけたものの所有権を主張してみたり、ちょっとした野心と助平心がある人物のように描かれている。とはいえ会社の命令で探索にいかされたわけで完全な被害者ではあるが。劇場公開時にはニュートの家族が出てくるシーンはばっさりカットされていたので、まさかニュートのオヤジが植民地全滅の引き金になってたとは思わなかった。
ニュート母。一応、アンという名前がある。宇宙船に出かけて行って顔に張り付いたオヤジを引きずって帰ってくる母親。活躍としてはそれだけ。そのあといろいろあってエイリアンの繭にされて殺されただろうけど直接的な描写はない。映画館で見た時はニュートの母がどんなやつかなんてわからなかった。時代とは凄いもんである。
ニュートとその兄。ニュートの本名がレベッカ・ジョーダンだということを覚えている人はどれだけいるだろうか。ニュートってのはイモリって意味だ。兄のティモシーは妹よりも幼く見えるけど顔とかほとんどまともに映らないから、実際完全版でもよくわからない。兄だけがレベッカと呼べるという設定はちょっと変わっている。完全版が出るまでは兄がいるらしい、ってことしか分からなかったので、こんな奴だったのかと、やはり衝撃だった。あんまり映らないけど。ニュートのかくれんぼ能力は驚異的。
他の主なLV-426の住人としてはニュートのオヤジの上司みたいなんが2人出てきて、セリフなどもけっこうあるが割愛させて貰う。役名もわからないし。エイリアンの繭にされた女性もカットする。わかるだろう。
植民地海兵隊
お待ちかね。この映画の主役である植民地海兵隊。こいつらを把握できるかどうかが『エイリアン2』という作品を楽しめるかどうかの最大の要素になっている。いや、普通に面白い映画だから皆面白かっただろうけど、見返す時によけいに面白くなってて欲しいのだ。海兵隊員は劇中では鉄兜かぶって同じような格好をしているからわかりにくい。でもこれを読んで分かるようになってほしい。
アポーン軍曹。コールドスリープから目覚めるなり葉巻をくわえたヒゲの黒人。荒くれ者どものまとめ役の鬼軍曹。前半はけっこう目立っているけど一時間を過ぎたあたりであっさりと退場してしまう残念キャラ。ゴーマン中尉の命令をバカ素直に聞いて、全員の弾倉を回収してフロストに預けてしまったのが運の尽きだった。その後もボヤボヤしてるうちにやられるし。有能な現場指揮官のようであって、あんがい指示待ち人間だったのかもしれない。玄田哲章や石塚運昇が声をやっている。完全マッチョ系。実は乱戦では亡くならずに繭にされていたことが後にレーダーでわかるが余計に悲惨な気がする。
バスケス上等兵。『エイリアン2』の海兵隊員で知名度ナンバー1の座にあると思われるバンダナ女性マッチョ。バスケスの登場はいろんな人にとって衝撃的だったようで、後の日本のゲームや漫画などあらゆる女マッチョがバスケスぽくなった。女だてらにスマートガンという名前のMG42を振り回すのがたまんない。高乃麗とか朴璐美とかが声をやってた。なるほどである。最後はゴーマン中尉と自爆してエイリアンを食い止めた…が、そのせいでリプリーとニュートが離れ離れになるという皮肉な結果に。
フロスト二等兵。もっとも下っ端だったフロスト。海兵隊員で黒人は、アポーンとこいつだけなのである意味ではけっこう目立っている。悪い予感がしていると言ってたのと、みんなの弾倉を預けられたのが死亡フラグだった。ディートリッヒの火炎放射器の誤射で、燃やされ墜落死するという悲惨な目に遭ってしまった。他には特に活躍は無いし、得意分野もわからずじまい。ほんと、目立ってはいたけど。
ドレイク二等兵。実はバスケスより階級は下だった!?というか二等兵ってぺえぺえやん。歴戦の勇者面してるドレイクが二等兵って明らかにおかしいから、もしかしたら本当は一等兵なのかも。二等兵も一等兵もprivateだから区別がつかなかった可能性がある。考えてみればこのチームに一等兵がひとりもいない不自然さはある。設定が適当だっただけかもしれんけど。それはともかくドレイクははっきりいって思いっきり目立っていた。なんかジャラジャラと鎖みたいなのをつけたキャップと、悪役顔も印象的だ。ドレイクのことは覚えている人も多いのではないだろうか。エイリアンの酸をくらって死ぬという美味しい役どころでもある。それまで、エイリアンの酸で死亡した人物はいなかった。
フェッロ伍長。ドロップシップのメイン操縦士。操縦中はサングラスをかけているのでそちらの印象の方が強いだろう。ほとんど活躍らしい活躍なんか無いけど、やられるシーンなどはみんな覚えているかと思う。けれど名前はまず出てこない。もしかしたら劇中でも名前は呼ばれて無い可能性もある。背後にエイリアンが立ってるのを見て、とっさに拳銃を抜こうとした反射神経は正直凄いと思う。
スパンクマイヤー二等兵。ドロップシップの副操縦士。呼ばれてドロップシップに乗り込もうとしたところで、エイリアンのヨダレに気がつくシーンをみんなは覚えている。エイリアンが潜り込めるようなハッチ全開状態で、ドロップシップを放置してたことについては未だに謎が残るが、映画の都合だから仕方がないのか。最初の母船作業でパワーローダーを操っていたのもこいつ。なので実はけっこう活躍している。やられるシーンは無いが、ドロップシップが墜落炎上したので生きてないのはわかる。
ゴーマン中尉。ドロップシップでの降下経験38回。ただしシミュレータで。そして実戦経験は2回。その2回めで部隊を壊滅させて自身も戦死してしまった。新米中尉がいきなり未知のエイリアンと戦えというのは、あまりにも厳しかったように思う。『エイリアン2』はゴーマン中尉の成長物語という側面もあった。死んでもうたけど。かなり美味しいキャラでもある。大塚芳忠、石丸博也、池田秀一、堀勝之祐など、声優のキャスティングでもなかなか美味しい。
ディートリッヒ伍長。女隊員トリオのひとりである。衛生兵ということで、ニュートの健康状態を診たのと、繭にされた女性を助けようとしたのが数少ない活躍であった。そして衛生兵なのに、火炎放射器を誤射して、フロストとクロウとウィズボウスキーの3人を死に追いやる原因を作ったのが皮肉。たぶん劇中で直接的にもっとも人間を殺した人間。衛生兵なのに。
クロウ二等兵。フロストの持ってた弾倉が引火爆発したのに巻き込まれて死亡。それだけ。顔がちゃんと映るのも死体になった時が最初で最後。潔いキャラだ。そしてクロウを演じたティップ・ティッピングというイギリス人俳優は映画から6年後に、34歳の若さでパラシュートの墜落で死亡していた。なんてこった。
ウィズボウスキー二等兵。クロウ二等兵は死に顔しか映らなかったが、彼の場合は食事しているシーンしかまともに顔も映らない!そして唯一のセリフはエイリアンに襲われて「うぎゃああああああ!」っていうところのみ!そしてヒックス伍長に「ウィズボウスキーぃぃぃぃぃぃ!!!!」って言ってもらう。それだけの隊員だ!!!こんなだから声優もついてなかったりするのが普通だが、いちどテレビ放映のときにマスオさんの声の増岡弘が担当したこともあったそうな。なんで!?
ハドソン上等兵。いわゆる面白白人。コールドスリープから目覚めるやいなや軍曹との漫才、そしてビショップにナイフ芸をやられたりを皮切りにとにかく目立ちまくりである。ヒックス伍長より目立ってたんじゃないか?最初から後半までずっと活躍してたとも言える。ポジションとしてはメカに強いようで、壊れた自動ドアにバッテリーを接続して開けたり、セントリーガンをセッティングしたりした。アーマーにドクロのマークを描いて粋がってるが、実は気は弱い。江原正士のハドソンが名演技すぎる。影の主役といっても良いかも。わりと地味な最後を迎える。
ヒックス伍長。ターミネーターの次はエイリアンと戦う戦士。いちおう準主役的なポジションのはずで最も頼りになる隊員として描かれているけど、劇中では意外に目立ってなかったりする。本来は脇役にすぎない隊員たちを、それなりにバランスよく描写したせいで割りを食ったのかも。あとこいつが活躍しちゃうとリプリーが目立たないというのもある。宇宙に行くのに、骨董品のショットガンを所持しているとかいう、シビれる設定がある。せっかく最後まで生き残ったのに『エイリアン3』では…。
ビショップ。アンドロイドである。キカイダーみたいな頬の線があまりにも印象的。前作のアッシュが悪いやつだったのに対して、今回のアンドロイドは人間の味方であり良い奴だった…って、よく考えたら『ターミネーター2』と同じネタだった!キャメロンのエイリアン世界ではアンドロイドはターミネーターと同じサイバーダイン製になっていたし。そしてターミネーター役は最初はビショップ役のランス・ヘンリクセンが演じる予定だったのは有名。麦人、小川真司、古川登志夫などが声をやっている。
セントリーガン。俺たちだって海兵隊員だぜ!ということでいちおう。人型ではないけど、まあロボットみたいなもんだし。ロボットだなこれは。4体出てくる。セントリーガンが活躍するシーンはけなげで泣けてくる。劇場公開時にはまるまるカットされていたってのが、今でも信じられないくらい良いシーンだ。ニュートの家族のシーンは正直カットしても構わないと思うけど、セントリーガンのシーンだけは二度とカットしないで欲しいと願う。
他の登場人物
バーク。会社のめちゃめちゃ嫌なやつで、金と出世のためなら非人道的なことを平気でする男。ストーリーには悪役がいなければつまらないわけで、『エイリアン2』における悪役はもちろんエイリアンだけど、人間側の憎まれ役はバークである。ただでさえ絶体絶命になってるってのにさらに足を引っ張るようなことを平気でするのは、よほど自分に自信があるのか後先考えない性格しているのか。たぶん後者。荒川太郎、富山敬、小川真司、古澤徹、江原正士などがバークを熱演している。
リプリー。前作から引き続いて主役。指揮能力はゴーマン中尉より間違いなく上。パワーローダー二種免許保持者で格闘もこなした。そして操作を教えられただけで練習もしたことないパルスライフルと火炎放射器とグレネードランチャーを的確に使いこなしてエイリアンを退治したスーパーウーマン。『エイリアン2』は宇宙漂流中に彼女が失ってしまった娘を、もう一度取り戻すという物語でもある。ただ、『エイリアン3』のせいで…。
他にも序盤で会社の上司とか、看護婦とかが出てくるけどどうでも良いので割愛させて貰う。誰も興味がないだろう。
今週のラジオは吹き替えとかエイリアン2の話とかたっぷりです
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