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『フューリー』と『プライベート・ライアン』のどうしようもない決定的な差

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『フューリー』予告編より。ティーガー戦車との死闘。公式HPはこちら。

『フューリー』予告編より。ティーガー戦車との死闘。公式HPはこちら

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今までの戦争映画に出てきたタイガー戦車は他の戦車が演じていた

 第二次大戦のドイツ戦車といえば一番有名で一番人気は何と言ってもタイガー戦車。今は本場風にティーガー戦車とかティーガーIとか言いがちだけど、古い世代だとタイガーというアメリカ読みがしっくりくる。

 敵として戦ったアメリカ人やイギリス人の中にも信者が多いタイガー戦車。だからヨーロッパ戦線を舞台にした戦争映画だと、ついついタイガー戦車の出番に力が入ってしまう。ハリウッド映画だと連合軍を主人公にするのは当然ながら裏の主人公はタイガー戦車。あの『プライベート・ライアン』だってタイガー戦車が暴れまわるシーンが映画最大の見せ場でありスピルバーグがこだわりまくったところだ。

 しかし今までの戦争映画だと、タイガー戦車ってのはたいてい他の戦車が演じていた。なにしろ現存するタイガー戦車は世界で6台しかないのだ。じゃあ新しく作るか、誰かが演じるしか無い。しかしいくらハリウッドといえど、ちょっと撮影するための戦車を新しく作るなんてむちゃくちゃな予算をかける映画は無い。→ロシアにはいた!でも残念ながら映画には使われなかったそうだ。なぜ!?

 というわけで、おそらくいちばんタイガー戦車を演じたのはソ連製のT-34/85だ。これは独ソ戦でドイツ戦車の宿敵として戦った中戦車。わりと製造台数が多いの戦後もしばらく製造されていたので入手がし易い。そしてサイズがなんとなく近いということで頻繁に駆りだされて、ハリボテ装飾されたりしてタイガー戦車を演じていた。ひどいのになると適当なアメリカ戦車をタイガー戦車だと言いはって撮影しているのもあったくらいだ。

 『プライベート・ライアン』に出てきたタイガー戦車もかなり賞賛されたけど、タイガー戦車の形に改造されたT34/85が演じていただけだった。しかし今まではハリボテで誤魔化していたところを(借り物だったから改造できなかった)、かなり本格的に改造して徹底的に似せていたところが感動された。それでも戦車オタから見れば車輪が全然違うとか、いくらでも粗は指摘出来たのだが、多くを望むのは酷だと大目にみてもらっていた。

 しかし、今回の『フューリー』は、なんと本物を使っている!イギリスのボービントン戦車博物館が所有する稼働するタイガー戦車を!

 ついに掛け値なしの本物のタイガー戦車がスクリーンに登場したのだ!こうなったら内容がどうあれ見たい!別にミリオタではないけど!

 今回はそんな『フューリー』の感想やら何やら語っているのでぜひ聞いてください。

side:B
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