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ネットラジオ BS@もてもてラジ袋

IT時代をサバイブする新型教養番組

秋吉の本場福井にて純けい聖地巡りの話

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福井の秋吉巡礼の話。大阪から福井に一泊旅行を企てたのは、なんといっても秋吉で純けいを食いたかったから。秋吉は大阪にもあるし、しょっちゅう行っているのだけど、それだけに本場の秋吉はいわば聖地みたいなもの。しかも福井市内の店舗は秋吉の本店みたいな存在だから格別だ。

まずは福井名物ソースかつ丼の小川家に行ったことは前回紹介した。その足で、ホテルにチェックインする。ホテルは福井の繁華街の片町のすぐそば。そこで、秋吉の本店的な存在である片町店に行く予定だったのだ。

ここで嬉しい誤算が。

IMG_5583なんと、ホテルの建物に、秋吉が入っている!

さすが福井である!ホテルに秋吉があるとは予想していなかった!しかも名前がNEW秋吉!

NEW秋吉といえば、東京の神田にあった秋吉もそんな名前だった。まさかNEW秋吉もいくつかあったとは。秋吉道は深いものだ。

IMG_5586ホテルの部屋に荷物を置いて、さっそくNEW秋吉店に出陣!さすがホテルの秋吉!見たことないくらいのゴージャス感がただよっている!ステーキハウスみたいな風格だ。

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IMG_5590ホテルの秋吉だけあって店員もびしっときめてるし、なんだか焼き方も丁寧で純けいが艶々している。まわりを見ても、商談とか、デートとか、そんな客層ばかりだ。背筋を伸ばして食べる純けい。これも悪くない。夜景なんか見ながら、焼き鳥をつまめる席もあるようだ。そのぶん、お値段は少し高め。といっても、大阪の秋吉店と同じ値段というだけだが。(福井とか北陸の秋吉は本来大阪の店舗よりちょっとお安い)

IMG_5592さすがに福井の店だけあって、大阪で見たことがない、かつとじや煮込みうどんなんてもんがある。さすがである。

IMG_5593ちょっと残念なのが、本場の秋吉の代表的なメニューである「あぶら」がないことか。大阪の店舗では食えない「あぶら」。遠征の楽しみは本場の純けいをかじることプラス「あぶら」を食べることにもあるだけに少し残念。

というわけで、純けいを10本ほど食って、さっと店を出ることにした。なにしろ、メインは片町店と決めている。前哨戦というわけだ。

それにしても秋吉のついてるホテルは魅力的すぎた。純けいファンの夢のホテルといえよう。なんとなく、次もここに泊まりたいという気持になる。

IMG_5596福井の最大の飲み屋ストリート片町にやってきた。一直線に店が連なるわかりやすい地帯だ。胸が高鳴る。

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IMG_5598メインストリートにデーンと店を構える秋吉片町店である。まさに秋吉御殿といったおもむき。すばらしい。これこそ本場の秋吉なんである。

IMG_5599カウンターに座りメニューをチェック。当然のことながら「あぶら」がある。そして純けいも大阪よりはるか安い。感涙である。純けいと、あぶらを、5本づつ頼む。そして飲み物は瓶ビールだ。

IMG_5603これが片町店の純けい!

ホテルの純けいも輝いていたが、これはもうなんていうかキラキラや!!

しかも、もてラジでは、何度も純けいの写真を張っていると思うが、他の店では扇状に並べられるのが普通。しかしこれは、やや櫓上にきれいにまとめられている!これが本店ともいわれる店の実力なのか!美しい!あまりにも美しい!

そして焼き具合もキングオブ純けいだった!うますぎる!!

IMG_5605もちろん、純けいは、たれにつけて味わう!!

IMG_5608つづいて、あぶら!これも櫓上にまとめられている!輝きすぎてまぶしいくらい!

あぶらがまた!いままでいろいろの店で食ってきたけど、片町店が最強である。焼き具合といい、つやつや感といい……。

IMG_5609もちろん片町店も見たことないメニュー満載で、ハンバーグってのもちょっとすごいけど、なんだこの「鉄板焼き」というのは!?

すかさず注文。

IMG_5615鉄板焼きの正体は、純けいを、キャベツといっしょに鉄板で炒めたものにタレつけて食べるものだった。これ最高。最高だ。純けいの神様みたいな存在だった。

秋吉片町店は、純けいファンの夢がかなう店だった。しかもここ、深夜の2時だか3時だかまでやっている。普通の秋吉は23時にはラストオーダーというところが多い。大阪の店舗もたいがいそう。でも夜中すぎまでじっくり純けいを食べられる。何時間でもいたい。いたかったが、腹具合にも限界があるのが残念だ。

それでなくても一人秋吉をキメると、つい焦って早食いしてしまう傾向にある。それも慣れないメニューの多い福井の店ならなおさら。つい興奮してペースを乱してしまう。まあ、無理もないことなのだが。

IMG_5622というわけで、12時にもならないうちに、片町店を撤退して、そばをひっかけてホテルに帰った。

満足したが、やはり心残りだ。次に福井来ることがあれば、次こそは、心ゆくまで片町店で純けいつまみながら長居するぞと近いながら。といっても、やはり、そんなに食えなかったりするのが、純けいだったりするのだ。

でもまた必ずくる。全国の純けいファンも、片町店にはいつか来ることをお勧めしたい。もしむりでも「あぶら」のある店舗には一度は行ってほしい。「あぶら」といのは豚の脂身の串焼きだ。こんなの美味くないわけない!

というわけで第一回・純けい聖地巡礼編おわり。ヨーロッパ軒編へ続く!?(小川家派なのに!?)