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香川のうどん
香川の讃岐うどんについては語っても語り尽くせぬくらい話がある。だから折を見てどんどん語っていきたいと思っていても、これが意外と語る機会がない。今回は『UDON』の映画についてかなり時間を割いて語りたいことがあったので(GyaOで無料放送していた関係で)ついでに映画に出てきたうどんの名店について語ってみたいと思ったが、そういった店はさんざん紹介され尽くしているので、今さらあわてて紹介するまでも無いということで後回しにしたい。
それよりも、『UDON』の映画に出てきたような行為、所謂「さぬきうどん屋めぐり」を終わらせてしまう店を紹介したい。
香川県内のウマイうどんや珍しいうどん。そんなものを求めて一日に何軒もはしごするのが「さぬきうどん屋めぐり」。そんな行為に終止符をうってしまううどん店が香川にはあった。しかもけっこうな人気店。でも「さぬきうどん屋めぐり」に終止符を打つ店であるので、あんまり率先して紹介されることは無いという店。けっしてレアではないのだけど、とにかく終止符を打ってしまうのだから都合が悪いということかなんか知らんけど、とにかく扱いとしてはおとなしいので、「さぬきうどん屋めぐり」のひとつでもしようとした時にここの店が選ばれることはあまりない。しかし僕は大好きな店のひとつだ。
地元民に人気で、県外の人間にはいまひとつ有名というほどではない。みんな旅行をするときはそんな店に行きたいと常々思っているのではないだろうか。よろしい、さぬきうどん屋めぐりに終止符をうってしまった店を紹介したいと思う。
その店の名前とは「麺処綿谷」という。大柄だったころのてっちゃんと一緒に記念撮影。今は筋トレを繰り返してすごくシェイプされているのでこんな大柄ではないらしい。もうかれこれ一年半近く前のことだ。現時点(2015年9月)では、てっちゃんと香川県のうどんを食べに行ったのはこれが最初で最後になっている。もちろん、僕は「麺処綿谷」につれていくことしか頭になかった。
「麺処綿谷」は丸亀市に本店を置いている。JR丸亀駅から15分ほど歩いたところに店がある。昼時ともなると大行列だ。店内はかなり広いにもかかわらずたちまち出来る行列はなかなかに圧巻である。この写真の店はそんな「麺処綿谷」の二号店である高松のアーケードのお店。こちらもやはりJRの高松駅から15~20分ほど歩いたところ。非常に訪れやすいスポットと言える。
現在のところ「麺処綿谷」は、丸亀の本店と、高松の二号店の二軒だけのはずだ。
詳しいことは公式HPを見て欲しい。
「麺処綿谷」と聞いて「ああーあの店ね」と知ってた人はかなり讃岐うどん通。もしくは丸亀か高松の店舗にかよっている香川県人だろう。ここのうどんの看板メニューは肉ぶっかけうどんだ。四の五の言う前に画像を見てもらおう。
これが綿谷の豚肉ぶっかけうどんに生卵をトッピングしたもの。美味そうではないか。
実際ここの肉ぶっかけはウマイ。肉は豚と牛をチョイス出来る。僕はいつだって豚にしている。甘く煮込んだ肉がたっぷりのったコシのある讃岐うどん。それだけでウマイ。でもウマイだけだったら、どこのうどん屋でもウマイ。ましてや観光客にも大人気のあの店やこの店なんかバツグンにウマイ。なぜに、この「麺処綿谷」が「さぬきうどん屋めぐりを終わらせた店」なのか。そして地元民に大人気なのか。
まあ、ぶっちゃけていえば、量がアホみたいに多いということが挙げられる。
小サイズで普通のさぬきうどん屋の二玉分くらいは余裕であるんじゃないかと思われる。それでなくても、さぬきうどん屋のさぬきうどん一玉というのは、けっこうボリュームのあるもんだ。それが二玉ぶんくらいあるとなるともうそれだけで腹がパンパンだ。
ましてや中サイズなんて三玉ぶん以上はある。注文したことはないけど大サイズなんてのもあってこれはどでかい丼に四玉ぶんというところだ。
何度か中サイズを注文してしまって目を回してしまった。普通のさぬきうどん店ではたまに1.5玉とか2玉サイズのを注文することもある。けれど「麺処綿谷」の中サイズはそんな甘いものじゃなかった。
いや、普通なら食える。別にラーメン二郎の大盛りを食べようという話ではないのだ。
ただ、考えてみて欲しい。「さぬきうどん屋めぐり」ともなると、何軒もはしごをするのだ。その関係上、この店にたどり着くまでには、何玉か胃袋の中に入っている計算だ。そのなかで、通常よりたっぷりとはいったここのうどんはきつい。重い。泣きそうになる。他の店なら中とか大盛りとか頼んでも多少は平気なのだけど、「麺処綿谷」でだけはそれは危険だ。本気で泣きが入りそうになったこともある。
だから決して中サイズは頼まず、小サイズにするようにしてるのだけどそれでも重いのだ。何店か回ったあとで「麺処綿谷」の小を頼むと、それだけで後悔が入る。うどんがウマイだけに、本当に不幸なことだ。ましてや、この後、別のうどん屋に行こうなんて気は起きなくなる。
「さぬきうどん屋めぐりは綿谷で終わってしまう」
だからいつしか人々のあいだでは麺処綿谷は鬼門になってしまった。県外人のうどん巡り派はあまり訪れない店になっていくのだろう。
じゃあ、トップバッターを「麺処綿谷」においてみてはどうかと。
たしかにこれだときつくはない。中サイズだって食えるかもしれない。しかしそこで満足しちゃって「さぬきうどん屋めぐり」は始まりもしないことになってしまう。小サイズでもあぶないかもしれない。試しにやってみたけど、ここで食うと、どういうわけか「もううどんはイイや」って気持ちにさせられてしまう。そんな魔力がある。粉がみちみちに入っているとかなんとかあるのか。見た目の量以上にクラッシュ力が強い気がする。
そんなわけで我々の間では「麺処綿谷」というのは「さぬきうどん屋めぐりを終わらせた店」「うどん店めぐりクラッシャー」の異名を欲しいままにしているのだ。
反対に、「さぬきうどん屋を巡らない」のであればこれほど心強い店もない。500円も出せば肉ぶっかけと天ぷらで腹パンパン!
そりゃあ地元民の支持も厚くなるわけである。
ちなみに「麺処綿谷」は『UDON』の映画には出てなかったと思う。何度も見返したから間違いない。
てっちゃんが久しぶりにビデオを借りてきた?
side:B
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