オリジナルタイトルは『火星の人』の原作小説と同じタイトルである”MARTIAN”だ。
それがなぜ日本では『オデッセイ』なんてタイトルになるんだ!?
意味がわからない!!
原作小説の日本版のタイトルだって『火星の人』と翻訳されている。だったら映画もそれで良いんじゃないんだろうか。なんでなんだ。
「オデッセイ」とはギリシャ神話の英雄オデッセウスが主役の物語『オデュッセイア』のことだ。英語ではユリシーズともいう。
『オデッセイア』の内容は、トロイア戦争で大活躍した英雄オデッセウスが、神の嫌がらせで家にかえれなくなり大冒険を繰り広げるというストーリィである。まあ確かに、火星にいって帰れなくなった話になぞらえてるといえばそうかなと思うけど、しかし原作でも別にタイトルでもないし、日本ではギリシャ神話というのはそれほど普及してるわけでもないのに、なぜ?という疑問が残ってくる。なんでわざわざ『オデッセイ』なんて名前にしたんや!?
そこで、『オデッセイ』の監督のリドリー・スコットに着目したい。リドリー・スコットの前作といえば『エクソダス神と王』である。神話をテーマにしてるとはいえ、こちらは旧約聖書の物語である。別にこれは関係ない。そしてその前の作品といえば『悪の法則』だ。これも面白い映画だったがここでは関係ない。じゃあその前に撮った映画は?
『プロメテウス』だった。ギリシャ神話のプロメテウスがタイトルになっている。こちらはオリジナルのタイトルから”Prometheus”であるので、日本で勝手につけたとかではなくてそのままカタカナにしただけだ。そして内容はエイリアンの前日譚ぽい宇宙SFもの……。そう宇宙SFものだ!
ああ、なんということだ。やっと謎が解けた。リドリー・スコット監督×ギリシャ神話のモチーフになった宇宙SFつながりということで、『火星の人』は、『オデッセイ』なんてタイトルを強引に配給会社につけられていたのだ!
まー、前のリドリー・スコット監督の宇宙映画が『プロメテウス』やから、今度のは『オデッセイ』にしときまひょか。原作小説とかよー知らん観客もそのほうがわかりやすいでっしゃろ…。
わかるか!!!
絶対にわからないぞこんなの!!!
日本の20世紀フォックスはもっと考えたほうがいい!!!
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