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『遊星からの物体X』を絶対に見のがしてはいけない2つの理由

time 2015/02/01

『遊星からの物体X』を絶対に見のがしてはいけない2つの理由

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遊星からの物体Xはロブ・ボッティン生涯最高の作品

ジョン・カーペンター監督『遊星からの物体X』(1982)のクリーチャー制作に、特殊メイクアーティストのロブ・ボッティンは1年5週間不眠不休で働いてぶっ倒れた。そして撮影にも立ち会って徹底的に本物ぽく映るように指示をだした。それだけに30年以上経った(え!もうそんなに昔になってしまったか!)今見ても鬼気迫る映像になっている。

『遊星からの物体X』の前日譚を描いた『遊星からの物体Xファーストコンタクト』(2011)はCGなども多様してよりダイナミックな映像を作り出してはいるが、30年も前のこの作品にはどうしても敵わないように思う。動きのタイミングとか見せ方とか、どうしたってセンスの差が出てしまっている。ただし愛情は感じられるが。

ロブ・ボッティンがジョン・カーペンター監督と組んだのは『ザ・フォッグ』から二度目。ロブ・ボッティンは『遊星よりの物体X』のリメイクを作るときいてどうしてもエイリアンのデザインがやりたくて駆けつける。しかしカーペンター監督は、最初は若手のロブ・ボッティンに頼むつもりは無く追い返す。しかし『ハウリング』の狼男の変身シーンの出来があまりにも良かったので思い直して頼むことにした。カーペンターがロブ・ボッティンを追い返していてそのままだったらとかんがえるとぞっとする。そういう経緯があるだけにロブ・ボッティンの熱意はすさまじく、このような奇跡の作品になったのかもしれない。

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最初に出てくる犬のクリーチャー。グチャグチャドロドロ。肉の中からとつぜんに眼球が出てきたり、わけのわからんところから腕が生えたり、あまりにも発想の大胆なところに驚いた。モンスター=触手となったのもこの映画からだろう。ただし、この犬のクリーチャーは、ロブ・ボッティン制作ではなくて、映画の撮影が終わったあとに、スタン・ウィンストンの特殊メイクチームが作ったらしい。スタン・ウィンストンといえば『ジュラシック・パーク』の恐竜の人である。『エイリアン2』や『ターミネーター』の人でもある。残念ながらもう亡くなってしまった。

奇跡の映画であるもうひとつの理由

『遊星からの物体X』が偉大な映画であるのは特撮だけでもない。ストーリーや演出も凄いけど、そういうことではなく、後発の作品でもなかなか出来ないあることを達成している。

『遊星からの物体X』はそれなりに金と時間をかけて気合入れて作られた作品だ。にもかかわらず、女性がまったく出てこないのだ!ひとりも出てこない!1カットも!

これは奇跡に近い。そういう映画が『遊星からの物体X』の他に何本あるのか、数えてないから知らないけど、僕がぱっと思いつくタイトルのうちにはない。戦争映画でも、辺境の惑星が舞台のSFでも、ゾンビに囲まれて孤立無縁のシチュエーションでも、深海を探検する話でも、なぜか女性が登場人物にいたりするし、そうでなくとも少なくとも1カットくらいはどこかに女性は出てるもんだ。

リメイク元の『遊星よりの物体X』(1951)でも女性はいたし、『遊星からの物体Xファーストコンタクト』なんかでは二人も女性が出てくる。「リアリティを考えて男ばかりの映画を撮影する!」とかいっても普通は制作にゴーサインなんか絶対に出ない。映画興行の裏側の様々な事情から女性キャラが登場させられる。

「原作は男ばっかりなのに、映画やドラマになったら知らないヒロインが加えられていた現象」をみなさんも何度も体験しているだろう。日本の漫画とかを原作にしたドラマとかに特に多いのだけど海外でもだいたいそんな感じだ。ひどいのになると原作は男主人公だったのに、女性に替えられているとか…。まあ、女が出たから面白く無いというわけでもないけど、そういうのでも面白いのもあるけど、基本的に男ばかりの映画やドラマというのは作られない。どうしようもない映像作品の制約みたいなものを考えると少し窮屈だ。そういう制約を無視して、本作のように、おっさんだらけの映画が作られたのは本当に爽快である。

まあ、『遊星からの物体X』は、かように奇跡の作品であるので見てない人はかならず見て欲しい。『遊星からの物体X』を見たことがない人とSFホラーやモンスター映画は語りたくない。今の漫画とかアニメにしたって『遊星からの物体X』抜きでは語れない。

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触手にからめとられるおっさん!今の漫画やアニメでは美少女がからみとられるこのような触手プレイもこの映画の影響である。どこから考えたのか。

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スパイダーヘッドとよばれる人気クリーチャー。人の顔が逆さまになってカニの足と目玉が生えてトコトコ歩く。頭がおかしくなりそうなデザイン。ここに繋がる一連のシーンはとんでもないクリーチャーが連発で出てくるのでぜひ実際に本編で確認して欲しい。何度見ても心臓バクバクである。

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画像じゃグチャグチャすぎてもう何が何だかだが、人間の頭が縦にパカっと裂けて牙が生えてて噛み付いてくるシーン。しかも触手まで飛ばしてくる。完全に『寄生獣』の元ネタである。『遊星からの物体X』と『ターミネーター2』を足せばだいたい『寄生獣』になるのかと。それどころか日本の80年代のアニメや漫画なんかほとんどこんな調子だった。みんな『遊星からの物体X』が大好きだった。

今回は『遊星からの物体X』の話も含む映画会社がぜったいに言わない映画のとんでもない真実を語ります

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